では、どのようなことが具体的に「不快にさせる性的な言動」なのでしょうか。
例えば生徒と教師の間に恋愛感情がめばえたとすると、そこに「不快さ」はないように見えるかもしれません。しかし、教育職員とは子どもたちを保護者から一時的に預かっている立場にあるものです。その立場を利用して性的な関係にまで発展させたとしたら、立派なSSH(学校セクハラ)に当たるのです。
このように、「教育職員」と「児童・生徒」の間には特殊な関係性が存在していることが分かります。「どこからがセクハラ?」なのかを考えるとき、問題になるのはこの特殊な関係性なのです。「生徒・児童」にとって、「教育職員」の言動は大きな支配力があるのです。「生徒・児童」に対してデートに誘うメールを送るのはもちろんSSH(学校セクハラ)に当たりますし、性的な冗談を面白がるのもNGです。力仕事は男子、掃除や後片付けは女子というルールを作るのも、「教育職員」としての立場から設定する限りにおいてはSSH(学校セクハラ)なのです。